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エリザベス・キース・Elizabeth Keith(1887年-1956年4月)イギリスの女性版画家
1915年に初来日し版元の渡邊庄三郎と出会い渡邊版画店の元で木版画を学ぶ。アジア各地を描いた作品で知られる数少ない外国の女性版画家です。

 

タイトル:中国 シリーズ

右下隅に「エリザベス・キース」サイン入り。最も人気のあるデザイン、希少作。

 

繁栄する香港島は、長年にわたり極東における英国植民地主義の王冠に残された宝石の一つでした。アヘン戦争後に島と隣接する領土がイギリスの支配に割譲された後、香港の最高位を支配したのは強力なスコットランドの貿易会社であったため、スコットランド生まれの芸術家エリザベスキーにとって香港は自然な目的地でした。エリザベス・キースの見事なカラー木版画のイメージは、この繁栄する島の本質を捉えています。香港は昼間だけでなく夜も常に活気に満ちており、エリザベス・キースの画像は最も美しい姿を示しています。手前では、中国のジャンク船が香港港に停泊している西洋の蒸気船と混ざり合っています。香港の街は、ビクトリアピークに向かって湾の上にそびえ立っています。深まる夕暮れに無数の光がきらめき、その光が湾の波打つ水面に反射します。夜が明けると、昇る月がスカイラインの後ろから涼しげな白い光のオーラを作り出しています。「香港港」は、ガラスと鋼の高層ビルがウォーターフロントに並ぶずっと前のこの繁栄した都市を魅力的に描いたものです。この壮大な木版画は、かつての香港の素晴らしい描写の1つであり続けています。

 

【制作年代】大正13年(1924)作 初摺り木版画
【版元】渡邊庄三郎 (渡邊版画)
【木版画サイズ】40x33cm 誤差が出る場合は御了承下さい 
【状態】優良品

 

売却済 有難うございました。

エリザベス・キース・Elizabeth Keith-香港の港-1924作

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